GSX250R のオイル交換については既に沢山の記事がありますが、自前の記事が欲しいので用意しました。この1記事をブックマークしておけば解決します。
金がなくてもオイルはしっかり交換しろよ!
御意。
GSX250-R 用のオイル交換準備リスト
この記事では「オイル交換」+「オイルエレメント(フィルター)」交換をセットで記載します。
必要な物・工具
- 4ST エンジンオイル 2,200 ml (2.2L)
- 廃油処理パック 2.5L以上
- オイルジョッキ
- オイルエレメント(フィルターセット)
- ドレンパッキン(セットに付属)
- フィルターレンチ 14面
- レンチ(出来ればトルクレンチ)17 m
- パーツクリーナー
- ウエス
オイル交換手順
5分ほどを目安にアイドリングするか、近所を走るなどしてエンジンオイルを温めます。温めすぎるとオイルを抜くときに火傷をする可能性があるので要注意です。
スタンドがある場合にはスタンドで正立させておいた方が作業が楽です。
ドレンボルトはバイク本体のセンタースタンドから少し左奥(エンジン下部)にあります。
2枚目写真参考。
▲サイズは 17mm 少し長いレンチを用意しておくと便利です。
▲こんな感じで出てきます。完全には抜け切りにくいので少し車体を左に傾けたりするといいですね。5-10分ほど放置したらドレンボルトを締め直します。
トルクレンチでの締付けは「23」となります。
▲廃油はこんな感じになります。この写真では「2,000kmいかないぐらい」走行した汚れです。5,000km 走るとかなり黒くなるはずです。
あんまケチると早死するぞ(エンジン)
SUZUKI純正のパッキンは実はメンテが面倒です。もし可能なら1回目のオイル交換でパッキンを外しておくのも一手です。
▲ワッシャーのような輪っかですね。
▲「プライヤー」というニッパーのでっかいヤツでカットしますが、かなり切りにくいので苦戦します。ボルトの溝を傷つけないように注意してください、オイルが漏れます。
▲デイトナ「オイル交換パーフェクトセット」には「ドレンパッキン」が付属しているので、メンテの度に交換しておきましょう。
フロントのエキゾーストパイプ下に廃油受けをセットし、オイルエレメントを外します。 ドレンボルトのようにはドバっと出ません。ご安心ください。ただし、パイプに油がたれますのでご注意を。
▲このようにセットします。
▲暗いと見えにくいので、夜間の作業はしっかりライトで照らしてください。
▲レンチはドレンボルトと同じ 17mm 。このようなオイルエレメント専用の工具が必要です。
フィルターレンチはSUZUKI用 14面です。
▲古いものを外して新しいものに交換。この時ゴムのパッキン部分に「4ST オイル」を少し塗っておいてください。
締めすぎるとボルトが死んでしまうので注意。
自分は WAKO’S プロステージ 15-50 を使用しています。エンジンの回し方で選ぶと良いかと思います。エンジンオイルの選び方はまた別の記事で記載します。
▲右側エンジン上部(青キャップ)社外品を付けております所から注入します。
▲純正のキャップはレンチで外せないので(外しにくいので)社外品にしておくのも良いですね。
▲オイルジョッキのノズルが入るヤツだと非常に楽です。じょうごは不要です。オイルエレメントを交換する前提で 2.2L の闘魂を注入してください。
もっと美味いオイル入れてやれよ
WAKO’S プロステージも良いオイルですよ~
▲車体が正立(傾いていない状態)で、オイルが F-L の間なら◯
スタンドが役に立ちます。
パーツクリーナーなどを使ってオイルが付着した部分を綺麗にしておきましょう。以上でオイル交換のやり方は終わります。すべての作業が終わったらスタンドを外してOKです。
オイル交換後は「オイルチェンジインジケーターリセット」をしておきましょう。
下図(赤枠)ボタンをしっかりと押しながらイグニッションをONにします。(キーを回す)
黄枠に「OIL CHANGE」が点灯したら成功です。
メンテナンス用品の紹介
実際に使用しているものなので GSX250-R で利用する分には問題ありません。が、保証をするものではないので必ず各自で最終確認をお願いしますね。
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